マーケティング力とライティング力が試される

インターネットが普及し始めの頃は、ネットの接続時間により、契約料金に違いがありました。
その為、プロバイダーと呼ばれる業種の企業は、ネット接続時間を多くしてもらうため、自身のポータルサイトなどに、人気のアニメ動画やゲームなどの優良コンテンツの獲得に躍起になっていました。
現在は、定額制が当たり前となったため、こういったコンテンツ配信により収入を得る業態は主流ではなく、集客の1ツールになり、ネットを活用したビジネスの幅は格段に広がっていきました。
インターネットの強みは、いつ、どこでも、ネットにつながる環境にあればだれとでもつながることができ、情報を得たり、コミュニケーションを取ったりすることができるということです。
例えば宣伝であっても、ラジオやテレビCMなどのように一方的に流すやり方だけでなく、興味があると思われる人たちだけに絞ってネット広告を表示させたり、リンクで説明サイトに誘導し、じっくり紹介の文章や画像、あるいは動画などを見て検討してもらう、そして、そのまま購入してもらうことも可能になりました。
また、ネットを通じての販売に際しては、実店舗を持たなくても始められるということから、個人の参入も増加していきます。
スートフォンからの通販利用も増加しており、ネットを経由しての商品やサービスの販売のマーケットは年々約9%の成長を続け、2018年には約18兆円となっています。
このような商取引の新らしい潮流に沿って情報発信を請け負うアフィリエイトという業種が台頭し、また、文章の作成やデザイン、プログラミングなどをネットで請け負うクラウドソーシングなという形で個人が副業としてネットビジネスに参入する機会も増えています。